流水源は阿蘇くじゅう国立公園の湧蓋山麓系の水源で、名原集落の水道水源となっている。隣接地は名原牧野組合の採草地であり、牧草の生長にも役立っている。地区の人々は水源周辺の環境を守るため毎年野焼きを行うなど維持活動にも努めている。また、付近では(財)筑後川水源地域対策基金の事業により水源涵養林の植樹も盛んに行われている。
その他(利用状況、水景・景観情報等)
名原集落から山道を登りつめた所から眼下を見ると、盆地状の地形が広がり、盆地の底の部分がこんもりとした杉林となっており、この杉林には庭園のように手入れされた大きな湧水池がある。湧水地からの流れが盆地の草原を蛇行しており、美しい景色を作っている。
地図・アクセス
●車=道の駅ゆうステーションから名原集落へ向かい約15分。
■住所 阿蘇郡小国町上田
※水源地の詳細は管理者へお問合せください。
以下は県庁への問い合わせ先となり、水源の管理状況については把握しておりませんのでご留意ください。