湧水池は民間の結婚式場の敷地にある。
もともと神水苑は、肥後藩主であった細川侯のお茶屋が設けられた跡で、近くの八丁馬場で馬を調練した後の休憩所だったと言われている。300年前の作と伝えられる桃山式庭園は、往時の面影を今に残している。市街地において、水前寺成趣園と並び、清冽な湧水が身近に感じられるスポットである。
その他(利用状況、水景・景観情報等)
同地の旧所有者との間で交わされた譲渡条件に、湧水池の保存や環境保全が盛り込まれていたこともあり、湧水池は造園当時のままの面影を今も残している。 そのため、池にカワニナが生息し、それに伴いホタルが生息。淡水小魚等も見られ、水量のみならず水質においても優れている。
地図・アクセス
●九州産交バス=「神水町」「市民病院前」バス停、徒歩約3分。熊本都市バス=「市民病院前」バス停、徒歩約3分。熊本市営バス=「神水町」「市民病院前」バス停、徒歩約3分。
●熊本市電=「八丁馬場」電停、徒歩約3分。
■住所 熊本市中央区神水本町