川辺川の上流に流れ込む支流の五木小川と飯干川の合流地点にある「白滝」。滝の名があるが、実は石灰岩質の断崖のこと。高さ70m、幅200mの石灰岩の一枚岩で、壁面にたくさんの亀裂や穴があり、そこから溶け出した石灰岩が白い縦縞を作り、滝のように見えることから名付けられたという。
その他(利用状況、水景・景観情報等)
白滝の下にあるのが奥行き15mほどの「白滝鍾乳洞」。ひんやり冷たい洞内の奥には水深30mともいわれる泉があり、大量の地下水が湧き出している。通路は流れの上に造られており、足下を轟々と水が流れ出している。外にライトアップ用の料金ボックスがあり、100円入れると20分点灯される。周辺一帯は白滝公園として整備され、水遊びや散策の家族連れなどで賑わう。
周辺スポット情報
白滝公園のそばの県道25号沿いには、約2kmにわたってねむの木が自生している一帯があり、「ねむの木街道」と呼ばれている。7月初旬、沿道を淡いピンク色のねむの花が彩る。遠くから眺めるとぼんやりと霞がかかったような風雅な景観が見られ、五木の初夏の風物詩となっている。
地図・アクセス
●産交バス=「小鶴」バス停、徒歩約5分。
●車=九州自動車道「人吉IC」より50分。 県道25号線沿い、小鶴トンネルそば。
●駐車場=有り
■住所 球磨郡五木村小鶴
※水源地の詳細は管理者へお問合せください。
以下は県庁への問い合わせ先となり、水源の管理状況については把握しておりませんのでご留意ください。