熊本県の中部を流れ、有明海に注ぐ一級河川・緑川の源流域にあたる緑仙峡。険しい九州山地の小さな沢からの流れを集めた渓流が谷間を削り、美しい渓谷をつくり出している。清流にはヤマメなどの渓流魚が棲み、ブナやクヌギなどの広葉樹に覆われた山々は、初夏の新緑や秋の鮮やかな紅葉など、季節ごとに様々な彩りを見せてくれる。渓谷内には「緑仙峡フィッシングパーク」などの施設があり、自然の中でさまざまな野外活動が体験できる。
また、上流には「穿(うげ)の洞窟」がある。女人禁制の鍾乳洞で、日向の国まで続いているという言い伝えがある。
周辺スポット情報
国道218号沿いにある道の駅「清和文楽邑」には、江戸時代末期から伝わる人形芝居を上演する九州で唯一の専用劇場「清和文楽館」がある。また、隣接する「物産館」では、農産物や加工品の販売のほか、山菜や地元で採れた健康野菜を使った郷土料理が味わえる。
地図・アクセス
●車=道の駅「清和文楽邑」から国道218号を矢部方面に進み、大川交差点を左折。約13km。
●駐車場=有り
■住所 上益城郡山都町緑川
※水源地の詳細は管理者へお問合せください。
以下は県庁への問い合わせ先となり、水源の管理状況については把握しておりませんのでご留意ください。