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鏡ケ池(かがみがいけ)

最終更新日:

 

鏡ケ池(かがみがいけ)
 小国町の中心、宮原地区の小国両神社の西隣にある湧水。この池には平安時代の皇族の姫(醍醐天皇(だいごてんのう)の孫・小松女院)と高貴な貴族(少納言・清原正高)との悲恋にまつわる伝説があり、池の中には、姫と11人の侍女たちが投げ入れたという12枚の銅鏡が沈められているという。
 伝説によれば、恋に落ちた二人の噂が広まったため、正高は豊後(大分)へ流さてしまう。その行方を追い、小松女院は、小国町へたどり着く。この地の泉に到り、手鏡を投じて再会を祈り、11人の侍女もこれに従ったという。村人たちはこの鏡を見て「鏡ヶ池」と呼ぶようになった。しかし正高はすでに豪族の娘と結婚していたことがわかり、悲しみに暮れた小松女院は侍女達11人とともに、滝に身を投じる。
 

その他(利用状況、水景・景観情報等)

 鏡は砂の中に見え隠れしているが、すべての鏡が見えると災害が起きるといわれている。12枚の鏡のうち平安時代のものが3枚残っているそうだ。現在、池の中のものはすべてレプリカだ。同水源には恵比寿様が祀られており、近くの「両神社」、「けやき水源の水神様」と合わせて「福運3社」と呼ばれ、宝くじにご利益があるといわれている。 

周辺スポット情報

 近くには、お茶のCMのロケ地になったことで一躍有名になった「鍋ケ滝」がある。落差9m、幅20mのそれほど大きな滝ではないが、落水が水のカーテンのように美しく、さらに滝の裏側に入り「裏見」ができる珍しい滝だ。ゴールデンウイーク中は地元有志によるライトアップが行われ、幻想的な夜の光景も楽しめる(協力金の徴収あり)。坂本善三美術館前の道を奥(北方向へ)に約1.5km。 

地図・アクセス

鏡ケ池(かがみがいけ)

●産交バス=「小国大橋口」バス停、徒歩約3分。
●車=小国役場の先を左折。川を渡ってすぐ右折すると案内板がある。
●駐車場=有り

■住所 阿蘇郡小国町宮原

※水源地の詳細は管理者へお問合せください。
 以下は県庁への問い合わせ先となり、水源の管理状況については把握しておりませんのでご留意ください。

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