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菱形の池(ひしがたのいけ)

最終更新日:

 

菱形の池(ひしがたのいけ)
 菱形の池は、円台寺地区にある湧水で西南の役の舞台となった田原坂の近くにある。池の周りが石(石柱)で菱形に縁取られていることから「菱形の池」と呼ばれている。縁石一辺の長さは2.5m~2.7m、池の中からは少しずつ清水が湧いている。以前は飲用水としても利用されていたという。
 この池の歴史は古く、肥後国誌によれば5世紀ごろ遠征中の神功皇后(じんぐうこうごう)が応神天皇(おうじんてんのう)を出産された際、産湯に使われたと記録されている。また、欽明天皇(きんめいてんのう)の時代(6世紀)、八幡神(やはたのかみ)が菱形の池に現れ、自らが応神天皇の生まれ変わりであることを告げたという「八幡神出現の舞台」となり、江戸時代、この八幡神出現の伝説にちなんで造られたのが、現在の池であるそうだ。一方、夏の盛り、農民が牛馬を池に入れて水浴させたりするため、神聖な場所を汚されることを恐れ、石(石柱)で周りを囲んだことから菱形になったとも言われている。このほかにも、地元には菱形の池にまつわるいくつかの伝説が残っている。
 

周辺スポット情報

 菱形の池のすぐ近くに磨崖仏(まがいぶつ)があり、薬師堂や建久4年(1193)の年号がある笠塔婆や宝塔など円台寺に関わりがある遺蹟もある。 近くには樹齢700年の大杉のある菱形八幡宮がある。 

地図・アクセス

菱形の池(ひしがたのいけ)

●九州産交バス=「菱形小学校入口」バス停、徒歩約15分。 

■住所 熊本市北区植木町円台寺

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