国道3号沿いのシイや楠などに覆われ、うっそうとした薄暗い林の中にある。湧水池はコンクリートで囲まれ、湧水量は毎時約125トンといわれ、涸れたことはない。矢筈岳(687m)が源とみられ、湯堂港に湧く清水も同じ水脈という。
鳩伝説があり、江戸時代、猟師が水源で休んでいると白い鳩が来て木に止まった。その鳩を銃で撃つと泉の反対側へ落ちたので、猟師が拾いに行くと、そこには左手の折れた薬師如来像があったという。その昔は、薩摩街道を旅する人たちののどを潤していた。
その他(利用状況、水景・景観情報等)
以前は周辺の家庭にパイプで湧水が送られていた。
周辺スポット情報
近くには、湯の児温泉、湯の児海水浴場、福田農場がある。
地図・アクセス
●道=水俣市役所の交差点から国道3号を約5km南下、薩摩街道へ左折。道なりに1kmほど先の森の中。
■住所 水俣市袋
※水源地の詳細は管理者へお問合せください。
以下は県庁への問い合わせ先となり、水源の管理状況については把握しておりませんのでご留意ください。