江戸時代、肥後3代藩主細川綱利は、ここの清泉を愛して茶屋をつくり、茶を楽しみながら名勝八景を選んだという。綱利が愛した八景は「三嶽青嵐、金峰白雪、熊城暮靄、壺田落雁、浮島夜雨、龍山秋月、亀井晩鐘、深林紅葉」で、八景水谷の地名は、谷水が出る「吐け(ハケ)」という地名に、綱利が八景を詠んだことが重なったことに由来する。
大正13年(1924年)の上水道創設以来、熊本市の主要水源地の一つとして市民の生活を支えてきたが、その後、周囲も整備されて子どもたちが水遊びをする姿が見られるまでになった。
その他(利用状況、水景・景観情報等)
公園内の「熊本市水の科学館」では、熊本の地下水と上水道について楽しく学ぶことができる。中庭の水遊びができる池は子どもたちに人気がある 。
周辺スポット情報
桜の名所として知られ、花見客でにぎわう。美しい煉瓦造りの水道記念館(旧ポンプ場)は国登録有形文化財。
地図・アクセス
●電鉄バス=「八景水谷」バス停、徒歩約15分。
●熊本電鉄=「八景水谷駅」、徒歩約15分。
●駐車場=有り
■住所熊本市北区八景水谷1丁目
※水源地についての詳細は管理者へお問合せください。
以下は県庁への問い合わせ先となり、水源の管理状況については把握しておりませんのでご留意ください。