熊本市の西方にそびえる金峰山の山麓にあり、昔から多くの文人・雅人が訪れている成道寺から500mほど下った柿原養鱒場に入り、池の間を奥に進むと、崖を伝い細い幾条もの清水が流れ落ちている。
神武天皇の皇孫(こうそん)・健磐龍命(たていわたつのみこと)が火の国巡狩(じゅんしゅ)の際、ここで手水を使ったことが名の由来と伝えられている。加藤清正も築城のとき、たびたび早駆けでやって来ては、のどを潤したとされ、湧水が流れ落ちるそばに加藤清正御巡視の像が建っている。
その他(利用状況、水景・景観情報等)
周囲は自然豊かで、ホタル、カワセミ、オシドリ、フクロウたちが姿を見せる。熊本市の中心地から車で15分ほどのところで、人里離れた気分が味わえる。
周辺スポット情報
水量が豊富で養鱒場に利用され、マス釣りやマス料理、そうめん流しなどが楽しめる。
地図・アクセス
●熊本都市バス=「柿原公民館前」バス停、徒歩約8分。
●駐車場=有り
※水源地についての詳細は管理者へお問合せください。
以下は県庁への問い合わせ先となり、水源の管理状況については把握しておりませんのでご留意ください。